2010年9月13日 (月)

総括

ケンブリッジから7月に日本に帰って来て、既に2ヶ月が経過しようとしています。もうケンブリッジでの生活感は抜け、現実の世界に引き戻されて来ている訳ですが、完全に学生生活の感覚を忘れてしまう前に、まとめを記載しておこうと思います(なんだかんだで、学生の身分は来年の5月までは継続する訳ですが。)。

留学生活を振り返ってみると、2008年に留学に出て以来色々なことが変わりました。自分のことも大分変わりましたが、経済や社会も大きく変わり(対象が変わった面も大きいですが、自分の見方や受け止め方も大分変わったように思います)、2年前にブラブラしていたことが遠い昔のように思えます。留学に出る時は、そんなに確固たる思いがあった訳ではないのですが、2年間の留学に出る間に自分が慣れ親しんだ閉じられた世界に留まるよりも、外で自分を試したいと思うに至り、色々と活動をしました。就職活動もそうですが、就職活動以外の面もそうです。同級生や留学中にあった人に刺激されたことやその際に感じる劣等感のようなものが原動力になったこともありますが、単純に今までよりも色々なことをやってよいのだ(やることができるのだ)というように気付いたような気もします。何かの前に考えることも重要だけど、考えているだけでは何も動かないというようにも思いました。

イギリスに留学して、職を変えようと決め、活動をしました。うまくいったこともあれば、そうでもないこともありましたが、総じて見てみれば、色々なものを得たように感じています。これから、それをどう活かして行くかでわざわざ大枚はたいて留学に来た意味が問われることになる訳でしょう。新しい職場となる予定の場所は、前の職場と同じくらい(もしくはそれ以上に)忙しそうです。一番変わりそうなのは、職場や仕事内容におけるインターナショナリティと言えばいいのかもしれません(前はなんだかんだでどめどめな仕事でしたので)。そんな感じで、新しい仕事に挑戦して行くという機会を得ることができたわけで、留学に来た意味は大分あったように思います。もちろん、私の場合、それ以上に留学中に嫁をみつけたということが大きいとは思いますが。

CambridgeはLife Changing な1年を提供することを広告にしている(していた)のですが、私の場合は文字通り、Life Chagingな1年になりました(それを可能にしたのは、Cambridgeの経験だけではないけれど)。そんなコンテクストにおいて、色々な面において不満はあったことを否定はしないものの、ケンブリッジでの1年間は総じて楽しく、かつ、有益なものでした。今後、ケンブリッジにいらっしゃる方の学生生活が実りあるものであることを祈っております。

そんな感じで、なんか、まとまりないですけど、これでこのブログ、というか独り言も終わりです。来年の4月末にある卒業式いけたらいいなー(多分無理だけど)。ではでは。

2010年9月 2日 (木)

日配ビザ

日本人の配偶者に対する在留資格のことです。外国人が、日本人と婚姻をした場合、それだけで日本への滞在資格は取得できません。いわゆるビザの取得が必要になります。嫁の場合、日本で在留資格の変更を申請しました。資格の変更まで通常は1ヶ月から3ヶ月かかるとされていますが、想定よりも大分短期間(約1週間)で無事資格の変更ができました。色々添付書類を付けた効果でしょうか。今まで色々な申請書を作ってきましたが、一番気合いを入れて作ったかいがありました。

2010年8月15日 (日)

九州はよいところ

時系列を遡りますが、7月に九州に滞在しておりました。生活しやすいし、ご飯美味しいし、よいところです。幾つか写真を。

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エイリアンとの結婚

先だって、ケンブリッジで知り合った同級生と結婚をしました。日本国籍の方ではないのですが、日本の区役所に婚姻届を提出し、結婚手続を完了しました。その際に色々貴重な経験をしました。以下、とりあえず、気付いた点。

1. 外国人登録の英訳
日本に90日間を超えて滞在する外国人は、日本人にとっての住民票のようなものとして外国人登録を行う必要があります。この外国人登録の公式の英訳は、Alien Registrationというそうです。エイリアンって、もう少しまともな英訳をなぜつかわないんだろ。この英訳に決めた人の感性を疑ってしまいます。

2. 結婚要件具備証明書
外国籍の方と日本で結婚するためには、結婚要件具備証明書といった書類を外国の大使館から取得する必要が原則としてあるようです。これが取得できない場合、他の書類を準備する必要がある上、法務局伺いとして区役所(市町村)から法務局に対して受理の可否を行う必要があるようで、色々めんどいです。

3. 新規の戸籍や住民票
結婚すると新しい戸籍が作成されますが、外国人の配偶者は戸籍には載りません。日本人の配偶者の戸籍の記載に、ちょこんと配偶者として外国人の名前が記載されるだけです。住民票にも外国人は記載されません(備考の欄には載せられるようですが)。

4. 外国人配偶者の姓
外国人配偶者の姓は、婚姻関係の成立によって変わることはありません。婚姻から6ヶ月以内に別途届出をすれば、日本人の姓に変更ができます。

5.婚姻届の証人
婚姻届には、証人2名の署名を得る必要があるのですが、本人以外であれば、この署名は誰でもできるようです。外国人でも大丈夫のようです。

6. 配偶者ビザ
当たり前ですが、婚姻しただけでは日本に永続的に滞在するために必要な配偶者ビザは取得できません。配偶者ビザの申請には、色々な書類を入管に提出する必要があります。本当の婚姻関係があるか否かを審査するようで、二人が出会った経緯や交際の状況なんかも説明する必要があるので、かなりめんどいです。

2010年8月 3日 (火)

就職活動

所属先にも退職の挨拶を済ませたので、今回は、ケンブリッジMBAを振り返る一環として、就職活動のことを少し記載してみようと思います。基本情報のみですので、一度きちんと就職活動をされた経験がある人には役に立たないと思います。私はまともに就職活動をしたのが初めてでしたので、下記のような事を感じました。まず、就職活動を行う際に求人情報を入手する経路ですが、大きく分けて、MBAに関連した経路とそうではないものがあると思います。

① MBAに関連したもの
MBAに関連したものとしては、大体以下に掲げるものがあると思います。日本人にとっては一長一短がそれぞれあるというような状況のような気がします。

• 学校のキャリアオフィスに来る求人情報:
○:日本人が海外で職を得ようとするとなかなか大変です。そういった状況の中で、学校のキャリアサービスというものは結構貴重なソースになるような気がします。ビザステータスなどの前提条件で切られるということはあまりなく、一応検討はしてもらえます。検討の結果は、シビアだとは思いますけど。私も大分応募しましたが、結局、インタビューに呼ばれたのは3つ、最終インタビューまで行ったのは1つ。オファーは0という状況でした。英語に限らず語学というのは結構ハードルが高いです(イギリスの職でも、英語以外のヨーロッパ言語を求められる職が多々あります。)
×:日本での就職には役に立ちません。日本のポジションについて募集がかかるのは本当に稀です。

• ボストンキャリアフォーラムなど日本人「学生」をターゲットとするイベント
○:短期間で数多くの企業を廻る事ができます。採用する気が満々の企業がくるので、オファーも出やすいような気がします。未経験者採用というのも結構あるような気がします。それに、MBAの人が行きたいような企業は概ね来ているような気もします。
×:スケジュール的にタイトで、学校を一部犠牲にせざるを得ません。1年制だと入学当初に作業、意思決定をせざるを得ず、周到な準備、計画性が求められることになります。

• MBAの学生を対象とする各企業が開催するレセプション
企業にもよりますが、ボスキャリなんかの前イベントという位置づけのところが多いような気がしますので、直接採用につながるというケースはあんまりないかもしれません。採用につながるケースもありますが、大分巡り会わせや運の要素が強いような気もします。

• そのほかの学校での機会(プロジェクトや卒業生)
○:お互いをよく知った上で、就職活動ができるので、場合によっては非常に良い機会になる可能性があります。ケンブリッジでもGCPで知り合った会社からお声がかかる事もあったみたいですし、業界経験がない人が自分の行きたい業界に行くパスとしては良いような気がします。
×:こういったケースに巡り会えるかは、運とかなりの努力が必要です。

② MBAに関連しないもの
思いつくものとしては、コネ、人材紹介会社、HPから直接中途採用の募集に応募するなどがあります。

• コネ
これは属人的なものですね。日々の努力、運とマメさでしょうか。MBAで獲得できる人脈というものもありますが、これは①の4つ目に入るという事で。

• 人材紹介会社
○:ご存知のように情報量は多いです。スペックがはまるとスムーズに進みますし、幅広に行く際には便利です。
×:卒業間近にならないと真剣な案件を紹介してくれずスケジュールとあまりかみあいません。留学生を特に対象にしているような会社の中には、MBAに来ている人の経歴を全く考慮しないで案件を持ってくる会社もあります(私も月収25万円の仕事を紹介されたことがあります。修士の新卒じゃないんだから。。。)。また、転社ではなく、転職をしたい人にはあまり使い勝手は良くないかもしれません。結局、前職と同じような仕事しか紹介してくれませんし、MBAだから何かをしてくれるということもありません(これは当たり前だと思いますけど)。個人的には、良い思いをしたことがないので、転職する場合はお願いするだけ無駄だという印象を持ってます。

• 直接応募
直接やり取りでき、熱意みたいなものを伝える余地があるので、意外と良いように思います。まあ、応募を受け付けてくれる会社は限りがありますけどね。

まあ、就職活動なんて非常に属人的な要素が強く作用するので、個人で戦略という事はずいぶん変わってくると思います。ただ、就職活動をしてみて思ったのは、可能性がありそうなら、前広に積極的に機会を使っていくという気持ちで行った方がよいなーと思いました。色々手間もかかるので大変ですけど、意外なところで意外なものが出て来たりもします。就職活動を行っている過程で、色々当初の意思というものも変わってくることがあると思いますし、状況も変わってきますので。

2010年7月18日 (日)

最後のフォーマルホールとパンティング

ケンブリッジを離れる前日にWalfson College のフォーマルに参加してきました。これが学生として参加する最後のフォーマルフォールになります。結局、31あるカレッジのうち、フォーマルに参加したのは、Hughes, Peterhouse, Jesus, St. Jhons, St. Cat, Fiz, Queens, Walfson, Corpasの9つです。全部参加するためにはそれなりに計画する必要があります(私は全部参加しようとは思わなかったけど、全部制覇すると満足感はあると思います。)。 フォーマルの前はパンティング、フォーマル後は同級生が集まるパブへ。皆お別れモードで、時間を惜しむようにケンブリッジでの時間を過ごしています。

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2010年7月17日 (土)

ケンブリッジを発つ

7月2日にネゴシエーションコースが終わり、ケンブリッジでやるプログラムは全て終了しました。急ぐ必要はなかったのかもしれませんが、3日にケンブリッジを発ちました。ケンブリッジMBAの纏めはまた記載しようと思いますが、これでケンブリッジ生活は終わりです。予想通り、あっという間でした。

2010年7月 2日 (金)

ネゴシエーション

7月1日、2日と2日にわたり、アドバンスドネゴシエーションコースが開催されました。これは、夏の活動の一部なのですが、ケンブリッジで受ける座学形式の最後の授業です。座学といっても実際は、ロールプレイングを中心としたコースです。私の職歴を知っている人とグループのメンバーになったことから、リーダーとして交渉しろと煽てられ、交渉をリードすることになってしまいました。まあ、所詮ロールプレイですし、どうにかなりました。が、英語で交渉ってやっぱり大変だなーと、日本語とはやり方も違いますし、頭の回転という面でもハンデがあります。これからも頑張ろうというかんじです。

ところで、2日目には3チームに分かれて、ロールプレイを行ったのですが、1チームが交渉のテーブルを離れるという事態がおきました。交渉終了後、その行動に対して、批判もあり、一悶着ありました。交渉のテーブルを離れた人は授業からも途中退席するという荒れた授業になりましたが、まあ、それだけ真剣だったということでしょうか?

インドスタディーツアー

MBAの学生の思いつきから始まったインドスタディーツアーが、遂に実現しました。6月19日から25日までの一週間で、インドのデリーに飛び、その後ムンバイへ。この間、教育関係NGO、メディア、自動車部品関連会社、アウトソース受託会社、出版会社、小売業、ホテルチェーン、証券会社、銀行とかなりの会社を訪問。合間を縫って観光などに行ってきました。かなり充実した1週間でした。色々言いたいことはあるものの、今回のツアーを企画、実施してくれた同級生には感謝です。

インドについて思ったことはいろいろありますが、まだまだ成長の初期段階にいるだけで、(みんなの思惑通りかは別として)これからもさらに成長して行くのだろうと思います。なんといっても、まだまだ、貧困状態にある部分は多く、ボトムの域に留まっているので、成長するしかないだろうと。このスタディー期間中、いろいろな場面でインフラを中心とした資本蓄積による成長というものを肌で感じました。これが日本に当てはまることはないので、日本がインドの手法から学ぶことは多くないようには思いますが。もっとも、インドの持つ活力というか、エネルギーは非常に魅力的です。いずれにしろインドや中国のプレゼンスが高まる一方という状況のもと、日本がどうするか、自分がどうするのかということは色々考えさせられます。

百聞は一見にすぎずとはよく言ったもので、今回は本当に貴重な機会でした。
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May ball @ Sidney Sussex

6月16日になりますが、Sidney Sussex カレッジで、May ballがあり参加してきました。古いカレッジのMay ballはヒューズのような新しいカレッジとは大分違い、豪華な感じでした(でも、May ballは2つもいけば個人的には十分だと感じました。結局、朝までご飯をほおばりながら遊ぶだけなので。)。今回のMay ballの一番はやっぱりパンティングでしょう。カレッジの中にプールや噴水を作り、そこでパンティングをやり、カレッジの敷地を廻るというアトラクションがあったのですが、ここまでやるかという感じで、これはすごかったです。これでケンブリッジでの遊び活動も終わりです。

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